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中華系ICOシリーズ第二弾!常に噂が絶えないTRON(TRX)を大解剖

こんにちは!こじらせ東大女子(@icotaku_utgirl)です。

前回の投稿からだいぶ時間があいてしまいましたが、
今回は中華系ICOシリーズ第二弾として、TRON(TRX)を紹介したいと思います。
「遅い!」という叱咤の声も聞こえてきそうですが、どうぞ気長にこのシリーズを見守っていただけると嬉しいです!笑

中華系ICOシリーズ第一弾はこちら:

中華系ICOシリーズ第一弾!NEO共同創立者が関わったICOとは?

さて、TRONと言えば、これまで数々の噂で界隈を騒がせ、チャートを荒らしてきたあの仮想通貨です。最近では、5月末にはメインネットローンチを行い、話題になっていましたね。
今回は、TRONの仕組みの紹介に加え、チャートが乱高下した17年12月〜18年1月にTRONを巡りどんな噂があったのか、徹底解説していきます!

TRONとは?

概要


 

TRONは “Decentralize the Web” を掲げ、分散型のエンタメコンテンツプラットフォームとなることを目指すプロジェクトです。
ビットコインとイーサリアムを超えるトランザクション速度により、各Dapps内での大量のトランザクション処理を可能にするとともに、
Javaなど多数のプログラミング言語でスマートコントラクトが書けるため、開発者にとっても使いやすいのが特徴です。

17年9月にBinance上でICOを実施、70億円以上の調達に成功しました。

今年5月末にはメインネットをローンチ、ERC20企画のTRXから独自チェーンのネイティブトークンであるTRXへの移行が行われました。

なお、中国語名を波场(bōchǎng/ぼーちゃん)と言います。由来が気になりBaidu(中国のGoogle的な検索エンジン)でも探してみたのですが、結局見つかりませんでした…ご存知の方はぜひご一報ください!

TRONの仕組みとコンセンサスアルゴリズム

TRONがMediumで出している解説を参考に、TRONの仕組みとコンセンサスアルゴリズムについて解説していきます。「まろん仮想通貨ブログ」の記事も参考にさせていただきました!

 

TRONは、Storage LayerCore LayerApplication Layerの三層に別れています。

 

Storage Layerは、さらにBlock StorageとState Storageに別れています。
Block Storageにアドレス情報をブロックとして記録するだけではなく、Graph Databaseを使い、State Storageに個別のアドレス情報だけでなくアドレス間の関係性も記録しています。こうすることで様々なアプリ、特にユーザー間の関係性分析が欠かせないソーシャル系のアプリに最適な構造となっています。

Core Layerにはスマートコントラクト、アカウント管理機能、コンセンサス機能が存在しています。
スマートコントラクトはJavaで書くことができ、将来的には他多数の言語にも対応する予定です。
コンセンサスアルゴリズムにはDPoSKhaosDBを採用することで、速いトランザクションを実現しています。

DPoS(Delegated Proof of Stake)とはいわば間接民主制のような仕組みです。TRX保有者の投票により、TRX保有数の多いノードがマイナーとして選出されますが、自身のTRX保有数と他のノードからの得票数によってマイニング難易度に差が出ます。マイナーがマイニングで得た報酬は、そのマイナーに投票したノードにも分配される、という仕組みです。
KhaosDBとは、複数のマイナーが同時に承認に成功したとき、双方のトランザクションが記録されチェーンが一旦は分岐するものの、後から最長のものをMain Chainとして採用する、という仕組みです。


 

そしてApplication Layer上でDappsが動きます。

TRON上のDapps

TRON上のDappsを一部紹介します。
OdysseyGiftoは、自身もICOをしたプロジェクトです。Dappsの最新情報はこちらでチェックできます。

  • Peiwo:1000万人のアクティブユーザーを抱える中国最大のライブストリーミングアプリ。Justin SunがTRONを創立する前から開発を手がけていたアプリ。
  • Odyssey:分散型シェアリングエコノミーシステムの構築を目指すプロジェクト。シンガポール発のシェアバイク、oBikeとの提携も。’18年1月にはICOで50億円以上を調達。
  • Gifto:バーチャルギフト交換プラットフォーム。’17年12月にICOで10億円以上を調達。

CEOのJustin Sun

TRONと言えばCEOのJustin Sun氏を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

「justin sun ma jack」の画像検索結果

 

Justin Sun氏、中国語名で孙宇晨氏(sūnyǔchén/すんゆーちぇん)は、Ripple Labsのアドバイザー、TRON上のDappであるPeiwoのCEOと務めた経験も持つ、中国を代表する若手起業家です。Forbsの “30 Under 30 Asia 2017 Consumer Technology” にもノミネートされていました。AlibabaのJack Ma氏とも強い繋がりを持ち、そのコネがTRONへの期待感を醸成しているとも言えるでしょう。

自身のTwitterでも盛んにTRONのプロモーションをしています。イーサリ
アムのVitalikとTwitterでちょっとした口論になったことも…

そんな彼のツイートを巡り、界隈で様々な噂が立っていたことも、次のパートで詳しく述べていきます。

TRONを巡る噂とチャートへの影響

TRONのチャートをETHベースで見てみると、’17年12月〜’18年1月にかけて乱高下しているのが分かります。この期間にTRONを巡りどんな噂が飛び交っていたのか、時系列にそって見ていきましょう。

  1. 大型提携への期待(12/6)
  2. 韓国の取引所上場への期待(12/13)
  3. 大型ヘッジファンド参入への期待(12/17)
  4. 日本の取引所上場への期待(12/18)
  5. 超大型取引所上場への期待(12/19)
  6. NASDAQ上場企業などとの大型提携への期待(1/2,3)
  7. ホワイトペーパー盗作疑惑(1/15)

1. 大型提携への期待(12/6)

「24時間取引ボリュームが$3000万に到達、そして間も無くいくつかの大型提携を発表する」とのツイート。
投資家たちからも提携に期待を寄せるリプライが多く見られましたが、結局はGifto(コンテンツ配信者への投げ銭サービス)との提携をほのめかしていたようです。

2. 韓国の取引所上場への期待(12/13)

「韓国からさらなるサプライズ!」とのツイート。
Bithumb上場、Kakao Talkとの提携、そして金正恩による投資(?)、など様々な憶測が飛び交いました。

https://twitter.com/justinsuntron/status/941147012958842880

3. 大型ヘッジファンド参入への期待(12/17)

「大型ヘッジファンドがTRXをポートフォリオに追加する」とのツイート。
具体的にどのファンドか公表していないことに胡散臭さを感じているようなリプライも。

4. 日本の取引所上場への期待(12/18)

「日本に行き、Binanceやその他日本の取引所・提携先を訪問する予定」とのツイート。
日本のツイッタラーさんも相当盛り上がっていました。

5. 超大型取引所上場への期待(12/19)

「日次取引ボリュームが10億ドル超の大規模取引所に上場する」とのツイート。
CoinbaseBittrexとの予想が多かったですが、結局はOKExに上場しました。

6. NASDAQ上場企業などとの大型提携への期待(1/2,3)

「NASDAQ上場企業や、100万人の顧客を抱える企業と、提携に向けて協議を始めた」「次週、超有名上場企業との提携を発表する」と、二日連続でツイート。
Justin SunとJack Maとの関係もあり、提携先はAlibabaではないかとの噂が流れましたが、結局一週間経ってもそれと見られるアナウンスがなく、投資家たちの不満が続出しました。

7. ホワイトペーパー盗作疑惑(1/8)

あるツイッタラーが、TRONのホワイトペーパーは許可なしにIPFSやFilecoinをコピーしたものだと主張し、Protocol LabsのJuan Benet氏がそれに呼応したことが発端となりました。
これを境に、数々のHypeツイートによって押し上げられた価格が、一気に下落しました。

…このように色々あったTRONですが、最近では1TRX=$0.05前後時価総額10〜20位に落ち着いています。

TRONが買える取引所

ここまで解説すると何だか胡散臭いように思われるTRONですが、BinanceをはじめOKExBit-ZUpbitHitBTCHuobiBittrexGate.ioなど多くの取引所に上場しています。

初心者にはBinanceでの購入がおすすめです。

最後に

いかがでしたでしょうか?
TRONは12月〜1月に急騰・急落した後は、5月末のメインネットローンチに向けて緩やかに価格が上昇した以外は、大きな値動きを見せていません。一連の騒ぎのため投資家の信頼を失ってしまった感もありますが、今後TRONのDappsエコシステムがいかに拡大していくかには注目していきたいところです。

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